業務用の大容量の洗剤、ワックスを使う分だけ容器に移したいときに、灯油ポンプを使われる方は多いかと思います。
その電動版があるのはご存知でしょうか?
今回は乾電池式の灯油ポンプで洗剤を容器に移すやり方をご紹介します。
こちらは KOSHIN の乾電池式灯油ポンプ「ママオートEP-305B」です。通常の灯油ポンプと見た目もほとんど変わらず、重さも気にならないぐらい軽いです。
こちらが液体が出る「吐出側」です。
写真ではすこし見えにくいですが、下のほうに液体を入れて満タンになる前に停まる「停止線」が引かれています。上のほうに付いているクランプを上下に移動させることで停止線の位置を変えることができます。
吐出側を移動先の空の容器に入れ、クランプに付いているレバーをつまんで、容器の口に固定します。
もう片方の白色の吸入側を洗剤の入ったバケツに入れ、ポンプの上部にあるスイッチを「入」に入れると、動き始めます。
容器が停止線の位置までくると自動的に停止し、ブザーが鳴ってお知らせしてくれます。
実際にスイッチを入れてからブザーが鳴るまでを動画に撮っていますのでご覧下さい。
電動ポンプはとても便利なのですが、完璧ではありません。
まず、これは手動の灯油ポンプも一緒ですが、終わり際の底に溜まった液体を完全に吸い取ることはできません。大体2~3mmぐらいは残ってしまいます。
また、吸入側の幅が35mmあるので、それよりも口の小さな容器から洗剤を吸い取ることができません。これについては、元々灯油缶用に作られているため、仕方がないのかもしれませんが・・・。
デメリットもありますが、スイッチを入れるだけで満タンまで自動で入れてくれて、自動停止&ブザーでお知らせまでしてくれることはとても大きなメリットかと思います。
今回使用した製品の購入ページは以下の通りです(amazonに飛びます)。
乾電池式 灯油 ポンプ