かんたん接続蛇口ニップル4

ここまで進化した!蛇口にホースをストレスゼロで接続

清掃する建物によって設置されている蛇口の種類も形も様々です。そんな蛇口とホースを接続するための部品は沢山ありますが、今回は「万能ホーム水栓(呼び径13)」と呼ばれる、とてもメジャーな蛇口のホース接続部品を旧タイプから最新タイプまでご紹介したいと思います。

 

こちらが「万能ホーム水栓(呼び径13)」です。
万能ホーム水栓

最初にご紹介するのは「ホースバンド」とか「ホースクランプ」と呼ばれる接続部品です。ホースに直接通して蛇口とホースをバンドで締め付けることで固定させます。
ホースバンド2
写真のバンドは手で回すタイプですが、ネジをドライバーで締めるタイプもあります。
金額が100~200円と安いため手軽に使えます。半面、しっかりバンドを締めないと水漏れを起こすことがあります。
ホースバンド2

こちらも有名な蛇口ニップルで、特殊な形のため蛇口に付けたとき、蛇口ニップルの中に水圧がかかることで固定されます。また、3本のネジを締めることでより強固に蛇口に固定されますので、水漏れすることはほとんどありません。
蛇口ニップル1
デメリットとしては、3本のネジで蛇口を固定するときに蛇口側に傷がついてしまうことです。古い蛇口だと、ネジを回しているときに最悪穴が空いてしまうこともあります。それにネジを回すという作業があるので、その面倒臭さもあります。
蛇口ニップル2
金額は400~500円ぐらいで買え、ワンタッチコネクター付きのホースがあれば、簡単にホースを接続することができます。
蛇口ニップル3

こちらはバンド付蛇口ニップルという、上2つのデメリットを改善したような部品になります。まず、蛇口に差し込むゴムがしっかりと作られているため、バンドできつく締めれば水漏れすることはほとんどありません。また、ゴムの部分に蛇口を差し込んでいるので、当然傷もつくことはありません。
バンド付蛇口ニップル1
ただ、作りとしてはバンドで蛇口とゴムを締めて固定しているだけなので、高圧洗浄機などの水圧がかかる作業時に外れる可能性は多少あります。
バンド付蛇口ニップル2
金額は700~800円ぐらいで買え、ワンタッチコネクター付きのホースなどが接続できます。
バンド付蛇口ニップル3

さて、勘の良い方は既にお気付きかと思いますが、これまでの接続部品のデメリットを全てなくした究極のニップルがタカギから発売されました。それが、「かんたん接続蛇口ニップル」です。
かんたん接続蛇口ニップル1

接続方法は名前の通り、とても簡単です。まず、本体のニップルを蛇口に差し込みます。
かんたん接続蛇口ニップル2
かんたん接続蛇口ニップル3

そしたら、キャップを蛇口のパイプに押し当て本体に差し込みます。
かんたん接続蛇口ニップル4
きちんと入ると「カチッ」という音が鳴ります。
かんたん接続蛇口ニップル5

これで完成です。

ワンタッチコネクター付きのホースなどが接続でき、水漏れも現時点では確認していません。
かんたん接続蛇口ニップル6
かんたん接続蛇口ニップル7

せっかくなので、取り外し方もご紹介したいと思います。
まずは、本体のニップルに付いている灰色の固定リングを取り外します。
かんたん接続蛇口ニップル8

半円の形をしているので、一方の先から外していくと簡単に外れます。
かんたん接続蛇口ニップル9
かんたん接続蛇口ニップル10

続いて、上部に付いているキャップを上に引いて外します。
かんたん接続蛇口ニップル11
かんたん接続蛇口ニップル12

最後に、本体のニップルを下に引けば取り外せます。このとき、片方の手は本体ニップル、もう片方の手は蛇口をしっかりと掴んで下に引くようにしましょう。可能性は低いですが、老朽化した蛇口だとニップルを外すときに蛇口本体が外れて大変なことになりますので・・・(写真ではカメラを持っていたため、蛇口に手を置いていません、すみません・・・)
かんたん接続蛇口ニップル13

 

旧タイプから最新タイプまでざっとご紹介しましたが如何だったでしょうか。予算や取り付ける箇所の状況に応じて変えていけば良いので、ご参考にして頂ければと思います。

 

今回使用した製品の購入ページは以下の通りです(amazonに飛びます)。
タカギ かんたん接続蛇口ニップル