2018年2月7日(水)に横浜で開催された「28th ビルメンフェア」に行ってきましたので、そのときの様子を簡単にご紹介します。
会場は横浜中華街のすぐ近くにある「産業貿易センタービル」です。
このビルメンフェアは「クリーンEXPO」のように新製品を展示しているだけでなく、その場で清掃機器などを安く買える即売会としての目的もあります。
開始時刻ぴったりに入場しましたが、中はほとんど関係者の人たちばかりでした(笑)
平日開催で大々的な告知もほとんどされていないようなので仕方がないのかもしれません・・・
まず初めに見たのがアプソンのマグネットホルダーが付いた伸縮柄です。モップやワックスモップをホルダー部分に足で折って取り付ける仕様です。
取り付けるワックスモップは両端にポケットが付いてるのでこの中にホルダーを取り付ければ外れることはありません。マジックテープ式のワックスモップだと使っているうちにくっ付きが悪くなりますが、これならその心配はなさそうです。
続いて気になったのはペンギンワックスの「背負い式コードレスドライバキューム」です。そうです、駅の構内でよく見るあれです。
実際に背負わせてもらいましたが、フィット感がとても良かったです。音も静かで「マンション共用部でも使えるかなぁ」と考えたのですが、パワーが少し物足りない感じがしました。軽い砂埃は問題ありませんが、枯葉が取れるぐらいの吸引力が欲しい・・・ってその用途では作っていないですよね。
こちらはアマノの振動式コードレスポリッシャー「スクエアナイン」です。
「コードレス」「振動式」この2キーワードが次世代清掃マシンのポイントになることは各社の製品ラインナップを見ても強く感じました。
こちらは蔵王産業の振動式ポリッシャー「ナノエッジ」です。
下の写真はテープを貼ったところを境界にしてどのくらいの洗浄力があるかデモをしてくれているところです。
少し見え難いかもしれませんが、洗浄した箇所のワックスが綺麗に取れています。
こちらは「世界で一番静かな掃除機」を売り文句にしているコードレススイーパー「くるくる」です。
コードレスどころか電気をまったく使わないので、ただ押すだけで床のゴミを回収してくれる超エコなマシンです。
裏面は真ん中にローラーブラシ、両端のディスクブラシ付いており、前進することでそれぞれが連動して動く仕組みになっています。回収したゴミは本体後部に溜まり、ワンタッチで捨てることができます(紙パックいらず)。値段も2,000円ぐらいなのでとてもリーズナブルですね。
各社の展示以外にも研修会が2つ開催されました。
1つ目が蔵王産業の
「振動式ポリッシャーによる圧倒的な洗浄力と時間短縮&人手不足解消のご提案」
2つ目が横浜油脂工業の
「お掃除ロボット付きエアコンの洗浄デモ」
今回は蔵王産業の研修会の様子をご紹介します。
研修会はPowerPintによるプレゼンで
「業界における深刻な人手不足」
「上がり続ける最低賃金」
「コストの80%以上が人件費という業界特有の問題」
について詳しく説明されていました。
これらの問題を解決する方法として蔵王産業の「バルチャーオービタル(振動ポリッシャー)」が紹介されました。
詳しく記載すると長くなってしまうので簡単にご紹介しますと
「通常ポリッシャーよりも振動ポリッシャーのほうが高回転なため、洗浄力が高い」
「通常ポリッシャーよりも振動ポリッシャーのほうがムラなく均一に洗浄できる」
「通常ポリッシャーのような重ね洗いがいらないため振動ポリッシャーのほうが作業スピードが速い」
「通常ポリッシャーのように暴れないため振動ポリッシャーは誰でも安全に扱える」
「カーペットのパイル内の汚れは振動による洗浄が効果的」
「強アルカリイオン電解水と組み合わせることですすぎの時間を大幅に短縮できる」
どの内容もとても興味深いものだったので、別の記事で詳しくご紹介していければと思っています。