モップホルダー2(共用部清掃のソラダム)

【第2弾】作業車の天井デッドスペースに「逆T字型」モップホルダーを設置

「作業車の荷室が道具やホースで満杯になり、長物の置き場に困っている…」 「車内の床面スペースを圧迫せずに、モップや柄の長い道具をスマートに収納したい」 もしあなたが軽バンや作業車の収納不足に悩んでいるなら、注目すべきは「車内の天井デッドスペース」です。 以前、作業車の壁面にモップホルダーを設置(第1弾)してから約2年。業務拡大に伴い道具が増え、天井付近のパイプラックにはホースや脚立などの道具がびっしり。そこで今回は第2弾として、ハイゼットカーゴ(S700V)の天井穴(ユースフルナット)を活用した逆T字型「モップホルダーラック」のDIY自作・設置工程を解説します!


1. 「天井デッドスペース」を有効活用(設置の背景)

第1弾の壁面モップホルダーも大変重宝していましたが、道具が増えるにつれて荷室は常に満杯状態。既存のパイプラックにホース類がびっしりと吊り下がり、見た目にも圧迫感が出ていました。

モップホルダー2(共用部清掃のソラダム)

▲ パイプラックにはホース類がびっしり吊り下がっている状態

しかし荷室後方の天井をよく見上げると、パイプラックのさらに上、車体のカーブに沿った空き領域が完全なデッドスペースになっていることに気づきました。

モップホルダー2(共用部清掃のソラダム)

▲ パイプラックの上のカーブ部分に未使用の空間が!

  • ● 床面・下段スペースの解放: モップなどの長物を「浮かせて収納」することで、床置きの資材やダストボックスに大きな余裕が生まれる。
  • ● 既存ラックとの不干渉: パイプラックのさらに上の空間を使うため、現在吊り下げているホース類と干渉せずに収納力を純増できる。

2. 事前準備:使用した主なパーツと工具

走行中の激しい振動やガタつきに耐えられるよう、金具の選定と緩み防止対策を徹底しました。

【主な材料・パーツ】

  • 木材: 縦用(高さ120mm × 19mm厚)/ 底面用(長さ300mm × 19mm厚)
  • 天井固定金具: エーモン ステンレス金具 L型(S612 / 穴径7mm)
  • 緩み・回転防止材: 杉田エース 天然ゴムシート(3mm厚・粘着付)
  • 固定ボルト類: M6ボルト + スプリングワッシャー + 平ワッシャー
  • 結合・補強資材: TRUSCO トラス頭タッピングねじ(M5×16)、木工用ボンド、角補強用L字金物
  • ホルダー部: モップキャッチフック(TRUSCO製等 クランプ式)

【使用工具】

  • 電動ドリルドライバー(ドリル刃 2.5mm / 3.5mm)、レンチ / スパナ、ハサミ

3. 【全5ステップ】逆T字型ラックの作成・設置手順

ここからは、実際に手作業で行った組み立ておよび車内設置の全5工程を解説します。(作業時の写真を撮り忘れてしまいました…すみません)

【ステップ1】木材同士の組み立て(逆T字枠の作成)

土台となる逆T字の木枠を組み上げます。

  1. 下穴あけ(2.5〜3.0mm): 木材割れ防止のため、底面木材の裏側から縦用木材に向けて下穴をあけます。
  2. ネジ頭の面取り: ビス頭が出っ張ってモップホルダーに干渉しないよう、浅いくぼみを掘っておきます。
  3. ボンド&ビス留め: 接合面に木工用ボンドを塗り、コーススレッドを打ち込んで強力固定します。
  4. L字金物での補強: 縦と横の木材が合わさる内角にL字金物を当て、短めのビスで補強し強度を高めます。

【ステップ2】L字ステーの取り付け

天井のネジ穴へ繋ぐための「エーモン L字ステー」を固定します。

  1. 下穴あけ(3.5mm): 縦用木材の先端(天井側)の側面にステーを合わせ、下穴をあけます。
  2. ステーの固定: TRUSCO トラス頭タッピングねじ(M5×16)を使用し、ステーの長い面(72mm側)を固定。

💡 ワンポイント: 電動ドライバーのクラッチを「3〜5」、速度を低速「L」に設定すると、ネジ頭を舐めずにきれいに締め込めます。

【ステップ3】滑り止めゴムシートの加工・貼り付け

走行中の振動による「天井金具の回転」や「ボルト緩み」を防ぐ最重要工程です。

  1. ゴムのカット: 天然ゴムシート(3mm厚)をL字ステー上面サイズ(37mm×15mm)に合わせてカット。
  2. 逃げ穴加工: ステー上面に飛び出るトラスネジ頭と干渉しないよう、直径12mmほどの穴をくり抜きます。
  3. 貼り付け&貫通穴あけ: 粘着面をステー上面に貼り付け、M6ボルトが通る穴をあけます。

【ステップ4】車内天井への取り付け(本締め)

ハイゼットカーゴの天井中央にあるユースフルナット(M6ネジ穴)へ取り付けます。

  1. ボルトのセット: M6ボルトに【スプリングワッシャー ➔ 平ワッシャー】の順で通します。
  2. 位置調整・仮留め: ゴムシート面を天井のユースフルナットに合わせ、進行方向に真っ直ぐになるよう調整して仮留め。
  3. 本締め: レンチを使い、スプリングワッシャーが潰れて平らになるまでしっかり締め込みます。

※「ゴムシートの強固な摩擦力」と「スプリングワッシャーの反発力」の相乗効果で、走行中の脱落・旋回を強力に防ぎます。

【ステップ5】モップホルダーの設置&完成

完成した逆T字ラックの底面に、クランプ式のモップキャッチフックを等間隔でビス留めして完成です!

モップホルダー2(共用部清掃のソラダム)

▲ モップキャッチフックを並列に配置した完成状態

青いグリップのモップの柄をセットすると、カチッと心地よく強力に挟み込まれます。

モップホルダー2(共用部清掃のソラダム)

▲ モップの柄がきれいに固定された状態

モップホルダー2(共用部清掃のソラダム)

▲ 下から見上げてもパイプラックと綺麗にクリアランスが保たれています


4. モップ先端(車両前方)の固定状態と静音性・安定性について

現在、モップの先端(車の前方部分)は既存のイレクターパイプの上にポンと置かれるような配置になります。 「走っているときに暴れたり音が出たりしないの?」と気になるかもしれませんが、後方のモップホルダーでガッチリと保持されているため、車の振動などで位置がずれたり、ガチャガチャと大きな異音が発生することは、ほぼありません。

💡 細かなガタつきが気になる方へアドバイス:
もし走行中のわずかな接触音や擦れが気になる場合は、前方の天井側にも同じような「逆T字ラック」をもう一つ増設し、接触面にクッションスポンジやフェルト等を敷いて受けを作ってあげると、より静音性と安定性が向上するのでおすすめです!


5. 実際に設置してみた効果とメリット

木材とステンレスのハイブリッド構造で、タフさとスマートな外観を両立させた今回の「天井逆T字ラック」。実際に運用してみて実感したメリットをまとめました。

天井デッドスペース活用の主なメリット

  1. ワンタッチで出し入れ可能: 工具不要でサッと掴んで取り出せるため、現場に着いてからの作業効率が大幅アップ。
  2. 複数本のモップを省スペース並列収納: 逆T字型(十字型)にしたことで、限られた幅の中で複数本をきれいに並べて固定可能。
  3. 走行中の安心感: ダブルの緩み防止加工とキャッチフックにより、揺れによる脱落の心配が一切なし。

「日々の工夫の積み重ね」が作業効率を劇的に変える

作業車の荷室は、ほんの少しのアイデアと改善の積み重ねで格段に使いやすくなります。 第1弾の壁面収納と、今回の第2弾「天井デッドスペース収納」を組み合わせたことで、床面や下段スペースを1cmも無駄にすることなく、道具がすっきりと整理整頓された快適な作業車に進化させることができました。

ソラダムが考える車内環境作りとは、「デッドスペースを徹底活用し、現場での無駄な動きや探す時間をゼロにすること」です。この些細な作業効率の追求こそが、現場での丁寧で素早い施工クオリティへと繋がっています。


6. 現場の整理整頓とクオリティに、プロのこだわりを。

清掃やメンテナンスの品質は、作業車両を見れば分かると言っても過言ではありません。道具を大切に扱い、いつでも最高のパフォーマンスを発揮できるよう整える姿勢を、ソラダムは日々大切にしています。 軽バンや作業車の車内収納・デッドスペース活用にお悩みの方は、ぜひ今回の逆T字モップホルダーDIYに挑戦してみてください!

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