日常清掃VS定期清掃(共用部清掃のソラダム)

清掃費を究極に抑えたい!日常清掃と定期清掃、本当に必要なのはどっち?

マンションやアパートの維持管理において、清掃は欠かせない業務です。しかし、できる限りコストは抑えたい…というのが、オーナー様や管理者の皆様の本音ではないでしょうか。

 

私たち清掃業者は、現場で様々な管理状況の物件を目にします。中には、予算の都合で、月に1~2回の「日常清掃のみ」を行っているマンションや、逆に、日常的な清掃は全く入れず、年に1~2回の「定期清掃のみ」を実施しているマンションも少なくありません。

 

コストを極限まで抑えたい場合、この二つの選択肢は果たして有効なのでしょうか?
そして、もしどちらか一方を選ぶとしたら、どちらを優先すべきなのでしょうか?

 

この記事では、多くの清掃現場を見てきたソラダムの経験に基づき、「日常清掃のみ」「定期清掃のみ」の場合にそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのかを徹底比較し、皆様の物件管理の目的や状況に合わせた最適な選択のヒントをご提案します。

 

 

結論:目的によって優先すべき清掃は変わります!

 

「そりゃそーだ!」という結論になってしまいましたが、どちらか一方を選ぶ場合、どちらが優れているということではなく、「何を最も重視するか」で答えは変わります。

 

  • 美観向上清掃の費用対効果 を最優先するなら → 【定期清掃のみ】
  • 美観維持入居者クレームの削減 を最優先するなら → 【日常清掃のみ】

 

どういうことか、具体的な物件を例に、5つの観点から詳しく見ていきましょう。

 

【比較モデルケース】
・建物:3階建て・12世帯の単身者向けマンション
・日常清掃のみの場合:月1回実施
・定期清掃のみの場合:年1回実施

 

 

① 料金:年間の総額で比較すると?

 

まず、最も気になる料金から見てみましょう。

 

  • 日常清掃のみ(月1回):
    月額 5,000円 × 12ヶ月 = 年間 60,000円
  • 定期清掃のみ(年1回):
    年額 30,000円
    (※仮に年2回実施しても 25,000円×2回 = 年間50,000円)

 

1回あたりの作業単価は、専門機材や技術を要する定期清掃の方が高くなります。しかし、実施回数が少ないため、年間の総額で比較すると「定期清掃のみ」の方が安価になる傾向があります。

 

 

② 美観:「向上」させるか、「維持」するか

 

次に、物件の見た目、美観についてです。

 

  • 定期清掃のみの場合:
    年に1~2回、プロの機材と技術で、日常清掃では落としきれないカビ・苔、床の頑固な黒ずみ、壁面の雨だれ汚れなどを根本から除去します。作業直後は見違えるように綺麗になり、物件自体の美観は大きく「向上」します。
  • 日常清掃のみの場合:
    床の掃き掃除や手すりの拭き掃除など、日常的に発生する汚れを取り除くことで、最低限の清潔感を「維持」します。しかし、機械洗浄が必要なレベルの汚れは落とせないため、物件全体の印象が劇的に綺麗になることはありません。

定期清掃ビフォー(共用部清掃のソラダム)

ビフォー

定期清掃アフター(共用部清掃のソラダム)

アフター

定期清掃による洗浄で明るさが格段にアップ!

 

 【注意点】
ただし、敷地内に雑草が生い茂る、照明周りにクモの巣や虫の死骸が大量に発生する、ゴミ置き場が日常的に汚れるといった問題がある場合は、年に数回の定期清掃だけでは対応しきれず、日常清掃が必須となります。

 

 

③ クレーム:入居者からの声にどう影響するか?

 

入居者様からのクレームは、管理の手間を増やす大きな要因です。

 

  • 日常清掃のみの場合:
    月に1~2回でも清掃員が巡回することで、クレームに繋がりやすい日常的な問題を未然に防ぐことができます。 実際にクレームとなるのは、以下のような内容がほとんどです。

    • 共用廊下の目立つゴミやホコリ
    • 照明周りのクモの巣
    • 通行の邪魔になるほど伸びた雑草
    • 触るのをためらうほど堆積した手すりの砂ぼこり
    • 分別されず、回収されないゴミで溢れたごみ置き場
    • 切れたままの照明

    これらは、日常清掃の範囲で対応・発見できることが大半のため、日常清掃を入れている方がクレームは格段に少なくなります。

  • 定期清掃のみの場合:
    年に1~2回の清掃では、上記のような日常的な汚れや問題に対応できません。そのため、入居者様からのクレームが発生する可能性は高くなります。

日常清掃ビフォー(共用部清掃のソラダム)

ビフォー

日常清掃アフター(共用部清掃のソラダム)

アフター

荒れたゴミ置き場は即クレームに繋がります…

 

④ 管理の手間:オーナー様・管理会社様の負担は?

 

清掃を委託する目的の一つに、管理の手間を減らすことも含まれます。

 

  • 日常清掃のみの場合:
    清掃員が定期的に物件を訪れるため、管理の手間は圧倒的に少なくなります。 上記③のクレーム予防になるだけでなく、電球切れの報告・交換や、建物不備の発見など、オーナー様や管理会社様が現地に足を運ぶ代わりに対応できる業務も多いためです。
  • 定期清掃のみの場合:
    物件の美観は向上しますが、日常的な汚れやクレーム対応はカバーされません。そのため、オーナー様や管理会社様ご自身で定期的に巡回・対応するか、別途シルバー人材などに日常的な作業を委託するといった追加の管理・手配の手間が発生します。

 

 

⑤ 資産価値:「向上」と「維持」の視点

 

長期的な視点で、物件の資産価値にどう影響するでしょうか。

 

  • 定期清掃のみの場合:
    プロによる徹底的な洗浄は、建材の劣化を防ぎ、物件の美観を大きく向上させます。これにより、他物件との差別化が図れ、内覧時の第一印象も格段に良くなるため、資産価値の「向上」に直接的に貢献すると言えます。
  • 日常清掃のみの場合:
    日常的な清潔さを保つことで、クレームを防ぎ、入居者満足度を高め、現在の資産価値を「維持」することに貢献します。しかし、蓄積していく頑固な汚れには対応できないため、建物の見た目は徐々に古びていく可能性があります。

 

【役割の違い まとめ】
日常清掃: 美観維持、クレーム予防、清掃外業務(不備発見など)の対応
定期清掃: 美観向上、他物件との差別化、第一印象アップ、衛生面の向上

 

 

ソラダムからのご提案:究極の選択、その前に

 

ここまで、「日常清掃のみ」「定期清掃のみ」を比較してきましたが、これはあくまで究極の選択をした場合のシミュレーションです。

 

清掃費を極限まで抑えたいというご要望は、私たちも痛いほど理解しております。しかし、どちらか一方だけでは、必ずどこかにデメリットや管理上の穴が生まれてしまいます。

 

理想は、やはり両方をバランス良く組み合わせることです。

 

例えば、
「日常清掃は2ヶ月に1回に抑え、その分、定期清掃を年1回しっかり入れる」
「日常清掃は月1回、定期清掃はスポットで実施(1~3年に1回実施)」
といったプランが考えられます。

 

さらに、ソラダムではもう一つの選択肢として、日常清掃と定期清掃の「ハイブリッドパターン」もご提案可能です。これは、コストと品質のバランスをさらに追求した、全く新しい清掃仕様です。

 

  • 【ハイブリッドパターンの一例】
    • 実施頻度: 3ヶ月に1回など、通常の日常清掃よりは間隔を空ける
    • 作業内容: 毎回、日常清掃の基本作業(掃き掃除、拭き掃除、ゴミ置き場整理など)をしっかりとカバー。それに加えて、訪問するたびに「部分的な定期清掃」を計画的に実施します。
    • 具体例: 「今回は3~2階の共用廊下を高圧洗浄」「次の訪問時は照明カバー内の清掃と1階の共用廊下を高圧洗浄」といったように、年間を通じて計画的に物件全体の美観向上を図ります。
    • 料金の目安: 1回の料金は10,000円~15,000円程度となり、日常清掃のみ(年間60,000円)と年1回の定期清掃(年間30,000円)の、ちょうど中間的なご予算で「日常的なケア」と「美観向上」の両方を実現できます。

     

 このように、物件の特性やご予算、オーナー様が何を最も重視されるかに合わせて、オーダーメイドで清掃プランを組み立てることが、最も費用対効果の高い方法だと私たちは考えています。

 

清掃費をただ削るのではなく、まずは「何のために清掃を入れるのか」という目的を明確にし、私たちのような専門業者にご相談ください。皆様の物件にとって、本当に必要な清掃と、その最適なバランスをご提案させていただきます。

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