モルタルやコンクリートのカビ・苔には次亜塩素酸ナトリウムが効果的！
なかなか梅雨が明けませんね💧
これだけ梅雨が長く湿度が高い状態が続くと、家中にカビが出てきたり外周りに苔が生えてくるかと思います。
今回は普段ソラダムがアパート・マンション共用部の清掃をしている中で、そうしたカビや苔を簡単に除去する方法を１つご紹介したいと思います。
下の写真はマンションのゴミ置き場です。
ゴミストッカー下のコンクリートが真っ黒になってしまっています。これはカビや苔、泥汚れや雨水、車の排気ガス等… 様々な汚れが入り混じった「混合汚れ」の状態になっています。
通常こうした「混合汚れ」に遭遇したときは汚れの種類に合った洗剤を使い分けて洗浄していく必要があります。今回の汚れはカビ、苔、泥、排気ガスが主になるので、これらに有効な「塩素」と「アルカリ性」の洗剤を使用することにしました。
使う洗剤は「Linda NEWカビクリーナー」です。
新型コロナで注目を浴びてる「次亜塩素酸ナトリウム」を主成分とした洗剤です。
この洗剤を水で２０～３０倍に希釈してコンクリートに塗布します。
塗布してから１０分ほど待ちます。
１０分経ったらブラシで擦ります。
このとき乾き始めていたら少し水をかけてから擦ったほうが効果があります。
最後に水で洗い流せば完了です。
ここで１つ注意点ですが、近くに植栽がある場合は洗い流した水が植栽の土に流れて行かないようにしましょう。高濃度の塩素やアルカリ成分は土壌を変え、植栽を枯らしてしまう危険性があります。
清掃後の写真です。汚れがほとんどなくなったのが分かると思います。
近くで見てみるとコンクリートの素材そのものの色が戻っていることが分かると思います。
比較してみると違いがよく分かると思います。
今回のコンクリートや似た素材であるモルタルの汚れには高圧洗浄機を使用するのも効果的ではありますが、こうした面積の小さい箇所では準備が簡単な「洗剤による洗浄」がおススメです。
また、今回の洗剤に含まれている塩素はカビや苔を根っこから殺菌する効果がありますので、清掃後にカビや苔が生えにくくなるというメリットもあります。
ソラダムでは今回ご紹介しましたカビや苔の除去を日常清掃（巡回清掃）で行っております。
ご興味のある方は以下の記事をご覧下さい。
今回使用した製品の購入ページは以下の通りです（amazonに飛びます）。
カビクリーナー
